• セキュリティ情報
  • 2020.01.28

リリースから10年、Windows 7のサポートが終了

2020年1月14日(火)、ついにWindows 7のサポートが終了となりました。

リリースから10年ほど経過し、仕事や生活の一部となっていたOSのサポート終了は、環境の大きな転換点となっています。

サポートが終了すると

サポートの終了とは、Windows 7のパソコンが使えなくなる、というわけではありません。
今まで提供されていた様々なサービスが受けられなくなることを指します。

例えばマイクロソフト社のページでは下記の提供が終了することが記載されています。
・仕様変更、新機能のリクエスト
・セキュリティ更新、プログラム サポート
・無償、有償サポート
※Windows 7のサポート終了 https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7-end-of-life-support-information

通常パソコンを使う上では意識することがあまりないかもしれません。
昨今、様々なサイバー攻撃・脅威が報告されていますが、中にはパソコンの脆弱性を突く攻撃が存在します。
その報告をもとにWindows 7は、脆弱性を解消する更新プログラムが提供され続けていました。多くは自動的に更新されるため、ユーザーは無意識のうちに更新プログラムに守られていたことになります。

しかし、サポートの終了に伴いこれらの提供が受けられなくなるとそうはいきません。
将来発見される新たな攻撃手法に対し、更新プログラムという形で対策ができないため、自分で自分のパソコンを守るよう対策する必要があります。
ただ、これにも限界が来ることとなります。より確実なセキュリティを確保するためには、マイクロソフト社の更新プログラムが必要不可欠なのです。

まだ稼働しているWindows 7は

マイクロソフト社は、2019年末に「Windows 7 稼働台数予測」をブログ上で公開しました。
2019年9月時点の調査によると、数自体は減ってきているものの、徐々に緩やかとなり
2020年1月時点で”法人753万台”、”一般家庭で638万台”が稼働し続けるとの推測がされています。
※Windows 7の稼働状況 https://blogs.windows.com/japan/2019/12/24/windows7_eos_jp/

稼働台数は「脆弱性への対策が十分でない脅威にさらされている台数」に置き換えられ、
使い続ければ使い続けるほど、日々生まれる新たな攻撃の被害にあう可能性は高くなるでしょう。

対策について

Windows 7サポート終了に際し、マイクロソフト社より最新環境への移行支援ページが公開されています。現在の環境に合わせて、移行先や内容検討が行えます。
※Windows 7の移行支援 https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/eos#coreui-banner-2pqudkw

まとめ

OSの移行はユーザーにとって大変な作業です。
必要なパソコンの性能、使用中のソフトウェアとの互換性、操作感の違いなど、今までの当たり前が移行後も同じとは限りません。
移行後も同じように使えるのか?使えない場合どうするのか?と事前に考える必要があります。

場合によってはOS以外にも新たな調達が必要となって、思っていた以上に時間がかかることもあり、それだけ脅威にさらされる期間も長くなります。
移行が遅れたことがきっかけとなり、情報漏洩が起こっては自社の信用問題に発展する危険もあるでしょう。

私たちが当たり前のように使用していたパソコン環境をメンテナンスする時期が来たのです。
新しいITが生まれ、そのたびに私たちの生活は豊かに、仕事は効率的になっていきました。

しかしITの発展に沿って脅威も増え、より巧妙になってきています。

環境を見直す機会ととらえ、整備していく必要があるのではないでしょうか。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新の情報とは異なる場合があります。予めご了承ください。