• 2019.04.17

WWWの30周年で見る、HTTPの進化とは

2019年3月12日にWWW(world wide web)が30周年を迎えました。30年の間にHTTPも進化を続け、現在HTTP/3の仕様策定に向けて話が進められています。

HTTPの歴史

HTTP/0.9
1990年 メソッドはGETのみ

HTTP/1.0
1996年 メソッドにPOSTなどが追加

HTTP/1.1
1997年 名前ベースバーチャルホストをサポート

HTTP/2
2015年 1つのTCP接続で複数のリクエスト/レスポンス

HTTPの現状

2018年11月にIETF(インターネット技術特別調査委員会)のワーキンググループにおいて、仕様策定中の「HTTP-over-QUIC」を「HTTP/3」に改名することで合意がとれました。QUICとはGoogleが高速なHTTPの通信を実現するため、独自に開発・実装したプロトコルであり、HTTP/3はQUICの上でHTTPを動かすための仕様です。
従来のHTTPではTCPが使用されていますが、QUICはTCPに比べると信頼性がないものの高速に転送を行うことができ、オーバーヘッドが小さいUDP上に実装されており、パケットの再送、輻輳制御、ペーシングなど現在のTCPが持つ機能を提供します。

現在、QUIC、HTTP/3の仕様策定はまだ完了していませんが、QUICは既にGoogleChromeに実装されています。HTTP/3が本格的に普及する日も近くまで来ているのではないでしょうか。